村上朝日堂 夢のサーフシティー (単行本)
内容(「BOOK」データベースより)
文学史上、画期的な作家と読者の膨大な電子メール交換。全裸家事主婦、マラソン、映画、音楽、恋愛相談から『アンダーグラウンド』まで初公開のムラカミの素顔です。「特別付録」これも初公開!肉声対談10分間(with安西水丸)。
内容(「MARC」データベースより)
〈CD-ROM付き〉全裸家事主婦、マラソン、恋愛、音楽、映画から「アンダーグラウンド」まで、読者と作家の間で交わされた膨大な電子メールをCD-ROMに収めた。初公開のムラカミの素顔が見られる!
村上春樹、河合隼雄に会いにいく (文庫)
出版社/著者からの内容紹介
人間にとって物語とは何か.現代を生きることと物語の可能性をめぐって,最も深い場所から人間をみつめる2人が,徹底的に語り合う.現代文学から恋愛,家族,さらに阪神大震災やオウム事件といった問題まで,話題は縦横に展開.『世界』掲載時に話題となった連載に加筆,新たに詳細な補注を書下し,個の新たな生き方を問う.
--このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。
内容(「BOOK」データベースより)
村上春樹が語るアメリカ体験や’60年代学生紛争、オウム事件と阪神大震災の衝撃を、河合隼雄は深く受けとめ、箱庭療法の奥深さや、一人一人が独自の「物語」を生きることの重要さを訴える。「個人は日本歴史といかに結びつくか」から「結婚生活の勘どころ」まで、現場の最先端からの思索はやがて、疲弊した日本社会こそ、いまポジティブな転換点にあることを浮き彫りにする。
あれもこれもで12か月 (文庫)
出版社/著者からの内容紹介
がんを経験した人気エッセイストが退院後に辿り着いた境地とは? 再発リスクを抱えながら、再び「私探し」の日常を綴る……静謐な心の軌跡。
内容(「BOOK」データベースより)
秋は患者仲間と温泉旅行、春の花見はなぜかカップルばかりに目が行って…。先々のことは心配だけれど、あれもこれもと夢中になったり、文句をつけたりするうちに、一年なんてアッという間に過ぎるもの。がん手術後の再発リスクはありながら、好奇心いっぱいの日々を綴った岸本流歳時記。「ちょっぴり欲ばりに、ちょっぴり淑やかに」過ごしたいものですね。
不道徳教育講座 (文庫)
Amazon.co.jp
三島由紀夫が井原西鶴の『本朝二十不孝』にならって書いたユーモラスな逆説的道徳のすすめ。ウソ、いじめ、忘恩などの悪徳を奨励し、内的欲求を素直に表現することで、近代文明社会が失った健全な精神を取り戻そうとする。そして「自分の内にある原始本能を享楽すること」こそ文明人の最大の楽しみと説く。
人間が本来持つ悪への志向を抑圧するのではなく、陽性の行為に表すことによって悪が沈静化するという主張は人間心理を鋭く見抜いており、既存の常識への抵抗を使命とする芸術家の基本姿勢でもある。結果として、まじめな道徳教育に帰結している本書は、逆説のおもしろみや機知に富んだ文章、作家の素顔をのぞかせるエピソードなどのくすぐりが満載でおもしろおかしく読むことのできる箴言集となっている。1958年の「週刊明星」に連載されたものだが、世界の中の日本を問う三島の国際人的意識は今日的であり、現代の社会を見通す鋭い眼差しにも驚かされる。(林ゆき)
出版社/著者からの内容紹介
「大いにウソをつくべし】【弱い者をいじめるべし】【痴漢を歓迎すべし】…世の良識家たちの度胆を抜く不道徳のススメ。西鶴の『本朝二十不孝』にならい、著者一流のウィットと逆説的レトリックで展開。
新解さんの謎 (文庫)
出版社/著者からの内容紹介
辞書の中から立ち現れた謎の男。女に厳しく、金はない。この「新解さん」とははたして何者か? 抱腹絶倒の言葉のジャングル探検記
内容(「BOOK」データベースより)
辞書の中から立ち現われた謎の男。魚が好きで苦労人、女に厳しく、金はない―。「新解さん」とは、はたして何者か?三省堂「新明解国語辞典」の不思議な世界に踏み込んで、抱腹絶倒。でもちょっと真面目な言葉のジャングル探検記。紙をめぐる高邁深遠かつ不要不急の考察「紙がみの消息」を併録。
古風堂々数学者 (文庫)
出版社/著者からの内容紹介
理より情の数学者による教育論
覚えることより忘れないことの方が大切なときもある。自由なアメリカ、伝統のイギリスで暮らして見えてきた日本の良さ。
私は実は外国語が大好きだった。……様々な言語に次々に取り組み精力的に勉強したから、いくつかの言語をスラスラと読むことができるまでになった。この無邪気をいま、やや呆然とした気持ちで眺めている。あの膨大な時間とエネルギーの半分をでも、古今東西の名作名著の精読に向けなかったのが悔まれる。若い時分にもっとこれらに触れ感動すべきだった、と無念に思うのである。──「もっと大切なもの」より
--このテキストは、
単行本
版に関連付けられています。
内容(「BOOK」データベースより)
(1)武士道精神を愛して卑怯を憎み、(2)他人の向上に熱心な性向をもち、(3)論理的、合理的でないものを尊ぶ情緒の国に生まれたことを誇りとする、情に棹さしてばかりの数学者は、いかにして誕生したか。独特の“教育論”“文化論”、十八番の“家族もの”、皆が貧しかった時代の少年期に(1)~(3)を血肉にしていく経緯を活写した中編等、論理の美しさとユーモアが見事に和した、48編の傑作エッセイ。
古風堂々数学者 (文庫)
出版社/著者からの内容紹介
理より情の数学者による教育論
覚えることより忘れないことの方が大切なときもある。自由なアメリカ、伝統のイギリスで暮らして見えてきた日本の良さ。
私は実は外国語が大好きだった。……様々な言語に次々に取り組み精力的に勉強したから、いくつかの言語をスラスラと読むことができるまでになった。この無邪気をいま、やや呆然とした気持ちで眺めている。あの膨大な時間とエネルギーの半分をでも、古今東西の名作名著の精読に向けなかったのが悔まれる。若い時分にもっとこれらに触れ感動すべきだった、と無念に思うのである。──「もっと大切なもの」より
--このテキストは、
単行本
版に関連付けられています。
内容(「BOOK」データベースより)
(1)武士道精神を愛して卑怯を憎み、(2)他人の向上に熱心な性向をもち、(3)論理的、合理的でないものを尊ぶ情緒の国に生まれたことを誇りとする、情に棹さしてばかりの数学者は、いかにして誕生したか。独特の“教育論”“文化論”、十八番の“家族もの”、皆が貧しかった時代の少年期に(1)~(3)を血肉にしていく経緯を活写した中編等、論理の美しさとユーモアが見事に和した、48編の傑作エッセイ。
試みの地平線―伝説復活編 (文庫)
内容(「BOOK」データベースより)
「ソープへ行け!」「一芸に秀でれば女はたかってくる」―性、友情、仕事、どんな悩みも一刀両断。女をいかせる“必殺○○揺さぶり”から、死にたいときの処方箋まで。あの伝説の人生相談が、今よみがえる。16年にわたるHDP誌の連載より名問答を厳選。大人になっても悩める“小僧ども”のために、中年編も充実だッ。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
北方 謙三
1947年佐賀県唐津市生まれ。中央大学法学部卒。’70年「明るい街」でデビュー。’81年『弔鐘はるかなり』でハードボイルド小説に新境地を開く。’83年『眠りなき夜』で日本冒険小説協会大賞、吉川英治文学新人賞、’85年『渇きの街』で日本推理作家協会賞を受賞。’89年『武王の門』で歴史小説に挑み、’91年『破軍の星』で柴田錬三郎賞、さらに近年は『三国志』など中国小説での活躍も目覚ましく、2004年『楊家将』(PHP研究所)で吉川英治文学賞に、’05年には『水滸伝』全19巻(集英社)で司馬遼太郎賞に輝いた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
二十一世紀に生きる君たちへ (単行本)
内容(「BOOK」データベースより)
「子どもは何をしなくてはならないのか?」「人は何のために生きるのか?」その答えが、司馬遼太郎の肉声で聞こえてきます。二十一世紀を迎えた、日本人のすべてに語りかける心のメッセージ。むだのない、考え抜かれた名文が私達の感動をよび起こします。
内容(「MARC」データベースより)
小学校国語教科書に収められた「二十一世紀に生きる君たちへ」「洪庵のたいまつ」を収録。子どもは何をしなくてはならないのか? 人は何のために生きるのか? その答えが司馬遼太郎の肉声で聞こえてくる。
杉浦日向子の食・道・楽 (単行本)
出版社/著者からの内容紹介
最後まで心豊かに人生を過ごしたい。命をつなぐ食事、彩る酒、憩いの器。五感をたっぷり潤わせ、限りある命に乾杯しよう。江戸の達人が残していった人間賛歌。
内容(「BOOK」データベースより)
江戸の達人が残した人間讃歌。命をつなぐ食事、彩る酒、憩いの器。最後まで人生を愉しむ姿勢を貫いた「現代の江戸人」が、思いを託した最後のエッセイ。日向子さん愛用の酒器・小物も公開。